VSCode 1.4がリリースされました。
今回も、個人的に気になる新機能・変更点をメモしときます。
先月の1.3では新機能盛りだくさんだったこともあり、今回の更新は変更点控えめです。
エディタ関連
コードスニペット関連
コードスニペットに関して、色々と便利な機能が追加されてます。
スニペットのサジェスト
インテリセンスの候補表示時に、コードスニペットの項目をどのように表示するかをカスタマイズできるようになりました。
settings.jsonでeditor.snippetSuggestions
という項目を編集することで、コードスニペットの候補表示をカスタマイズできます。
↓topを選ぶと、こんな感じ。
コマンドパレットからのコードスニペット入力
Insert Snippet
というコマンドが追加されました。
コマンドパレットを開き、Insert Snippet
とコマンドを打つと、コードスニペットの一覧が表示されます。
タブの横のアイコン
Markdownなどのプレビュー表示や、Git連携時のコード変更点表示などを行うためのボタンが復活しました。
以前のバー所ナップで、これらのアイコンは一度削除されましたが、ユーザーからのフィードバックを反映して、これらのボタンを元に戻したようです。
デバッガ関連
Restart Frame
デバッガでの実行時に、今までのコールスタックの関数開始位置まで、プログラムの実行状態を戻す機能ができました。
で、コールスタックの各関数開始位置まで戻って、そこからデバッガの実行を再開できます。
すげぇ!!
地味に便利!!
注意点
この機能は、今のところNode.jsのデバッガのみの対応とのこと。
他の言語は、その言語のデバッガが対応したら使えるようになるようです。
また、Node.jsで使うときは、Node.js 5.11以降のバージョンが必要みたい。それ以前のバージョンだと、うまく動作しない場合があるようです。
その他
他にも以下のような細かい点が改善されてます。